さて、前回に引き続き、西野さんのSHOWROOM配信のゲスト参加後に、西野さんたちとの打ち上げに同行できることになったゴトー。
前回の記事→ さぁ、「レターポット」が生まれた日の話をしよう。-1-
西野さん・ホームレス小谷さん・構成作家のトンボさんで、下北をふらふらしながらご飯を食べるところを探します。
通りからちょっと奥まったところに、テラス席があるこじゃれたバーを発見。
テラスで、注文したご飯を待ちながら、
「さっきの話、もう一回説明して」と言われて、もう一度お話します。
そのときに見せた紙(原本)がこちら↓↓
(前回も言ったように、新幹線で手書きしたプレゼン資料)
うん。読めないよね(笑)
これ、すでに西野さんたちの書き込みや、私のメモやが入った後のものなので、後につくったプ見やすい資料がこちら。(二枚目の資料はさらに下記)
この内容を見せながら、私が西野さんに話したことは↓↓
そのために、同時にやるべきことが二つあると考えています。
●まずは、「自ら選んだ大切なものに囲まれて生きていきたい」から、「ほかのものはいらない」という世界観に名前をつけて、本を出す。
(断捨離方式・この時の仮称は「アイセレ」)
●そして、①だけでは「贈りたい側」の気持ちが解決できないので、贈り手も貰い手もwin-winなサービス(giveneedと仮称)をつくりたい。
【現状】誕生日で、いろんな人から、不要なモノをもらって困る。
【未来】「アイセリストです」と宣言することで、贈り手が、お金をgiveneedに贈る。
→本当に欲しいものが手に入る
※贈り手の気持ちやお金、時間、空間など、なんの無駄も生まれないシステムにしたい。
②について、例えば、「電子商品券を贈るサイト」のようなものを作りたいのですが、アイセレを広めるために、もっと新しくて画期的なサービスでないといけないと思うんです。
でも、いいサービスが思いつかなくて、悩んでいます。
西野さんだったら、どんなサービスがよいと思いますか?
というご相談をさせてもらいました。
もうちょい補足すると、この②で、なにかのサービスが必要だと思ったのは、以下の二つの理由から。
【②のサービスが必要な、2つの理由】
●まず、①だけでは、西野さんが「差し入れはいりません」と言って炎上した状態と、同じことが起こる。
炎上するのは、「贈り手の気持ちを無下にする行為」とされるからであって、贈り手の気持ちを受け止め、かつ、貰い手が必要なものを得られるサービスが必要だ。
●二つ目に、そのサービスで「マネタイズ」しようと思ったから。
この概念を浸透させ、広めるためには、マネタイズする必要があると感じたから。
この説明後、西野さんに指摘された点は、ふたつ。
■②のサービスの「電子商品券」だと、「お金」と一緒だから、そこに温度がないよね。
そして、②について西野さんがおっしゃったことは・・・
・「電子上」で贈り物したいんだったら、温度をのせなきゃいけないんだけど、そのためには、「お金」を何かに代替する必要がある。
・例えば、SHOWROOMの「タワー=〇円」「くまちゃん=〇円」とかさ。
いや、でもタワーやくまちゃんでも、まだ、ポイントや商品券と一緒なんだよなぁ。
・プレゼントっていうのは、「選んだ時間や労力」に価値があるんだよ。
だから、贈るときに「労力が、かかるようにする」ことが必要。
例えば、ゲームをクリアしたり、問題を解かないと、贈れないとか。
・かけた時間を、可視化しないといけないんだよ。
・プレゼントは自分のポイントは上げるものでしょ。(例えば、キャバ嬢にシャンパンを注文するのは、自分のポイントアップのため)
だから、贈ることで、自分のポイントをあげられる何かにしないと・・・
うーん、なんなんだろなぁ・・・
こんな風に、みんなでウーン考えていたら、SHOWROOMの前田さんがお越しになりました。
そこでまた、前田さんにもこの内容をお話し(私の説明が下手すぎて、西野さんが代わりにしてくれた)、前田さんもまた、いろいろな意見や質問をしてくださり・・・みんなで悩んでいたら、突如西野さんが、
「文字を通貨にしよう!!」
しばし、『文字を通貨にする』の意味が分からず、茫然とする一同。
すると、西野さんが丁寧に説明してくださった。
その文字(手紙)を相手に贈って、もらった言葉を換金できるようにする。
そしたら、言葉という労力がかかるから、そこに体温が宿る!
文字が多いほど=『その人の信用』にもなるじゃん!!」
※当初は換金できる予定だった
その説明を聞いて、ようやくみんな、
「ぅおぉぉぉぉ!なるほどぉぉぉ!!」と、理解。
「西野さん天才ー!!すげぇぇぇ!!」ってなりました。
この答えが出るまでに、二時間かかっていなかったと思う。
そして、西野さんが、
「ゴトー、お前がリーダーになれ!」
「そもそも、これを発案したのは、西野さんであって私ではないですし・・・」
「わたし、奈良住まいですし!」
と、全力でお断りする。
それでも、西野さんが、
と。
確かに、これも何かのご縁ですし、こんな経験めったにできないので、ドキドキしながらも決意。
こんな経緯で、わたしは「初代、レターポットリーダー」に、任命されることとなったのです。
【2017年8月23日:西野さんのLINEBLOGに、ゴトー登場↓↓】
https://lineblog.me/nishino/archives/9295118.html