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えんとつ町のプペル

【えんとつ町のプペル】LINEスタンプをプロデュース!!

結論からいうと、プロデュースを依頼されたが、お断りし、自分で進めることになった、というお話。

そして、一緒におもろいことしたいクリエイターさん探してますよ!っていう募集。
(※見つかったため、募集終了しています。)

ことの始まり

ちょうど西野さんのサロンに、LINEスタンプの投稿があった3月中旬頃、ある会社さんから「プペルスタンプをプロデュースしてほしい」というご依頼がありました。(依頼側はサロンに入ってはおらず、時期が被ったのは、たまたまだった。)

「『キンコン西野さんのインフルエンサー』として、スタンプをバズらせて欲しい」とのこと。

前から、LINEスタンプをつくってみたいなーと思っていたので、快諾。

プロデュースとは名ばかりで、契約料などは発生せず、報酬はマージン性で収益の2割=1個120円のスタンプが売れると8.4円貰える。というもの。

つまり、バズって1000個売れたとしても、8000円ちょい

儲けは出ないけれど、おもしろい案件だし、以前お世話になった方だったのでOKしたんです。

依頼主からは初め、「可愛い系のノーマルスタンプ」をつくりたいと言われ、「それじゃ、売れませんしバズらないですよ。」という話から始まり、マーケティング、内容の選定と詳細の決定を3日で終わらせて、スタンプ16個の制作に入ったのですが・・・

「全然前に、すすまねぇ!!!」その理由とは。

迅速なやりとりの為に、「担当者とクリエイターと私が入ったグループをつくって、オンラインでリアルタイムに打ち合わせしたい」とお願いしたのですが、先方の都合でそれは出来ず。

しかし、当然ながら時間のロスや、ニュアンスが上手く伝わらないという問題が発生。

例えば、

①担当者に、絵のニュアンスを伝える。
②担当者と、「A?」「いや、Aじゃない」。
 「B?」「それでもない」的なやりとりを繰りかえし、やっとクリエイターに投げる。
③時間が経って、クリエイターからサンプルが上がってくる。
④伝えたことが、全然反映されていない。
⑤①に戻って、やり直し。

この一連の流れが3~4日間くらいで、これを3回繰り返して2週間ほど経っても、1個目のサンプルさえ完成しなかったんですよ。

これは、原因として、以下のような余計な手間がかかるから。

①私と担当者の、イラストや絵や言葉に関するイメージの共有
②担当者とクリエイターとの、イメージの共有
③私が言う言葉を担当者が変換して、クリエイターに伝える手間

これらが必要で、時間がかかるのは当然なわけです。

そしてこのせいで、私の仕事量は予定よりも倍増・・・どころか、30倍くらいになった。
さらには、拘束時間と対応時間も、30倍。

仕事量とスピード感の、認識の差

ちなみに私、この案件は、以下のような仕事量とスピード感を想定していました。

【1~3日目】クリエイター含めたオンライン会議2時間×3日間で、スタンプの方向性やタッチなどのイメージ共有・詳細をすり合せる
【1週間以内】サンプルあがる
【2週間以内】詳細を訂正して、完成

これ、「遅く見積もって」です。
私がこれまで関わった方々は、これよりもっと早かったです。

で、先方がいうに「スピード感が大切なんです!!」

いや、ごめん。
リアルタイムでクリエイターとやりとりできない時点で、そんなん無理やで。

で、私も他にも活動をしているので、返信が遅くなりそうなときは「対応は、〇時以降になります」と、連絡。

すると、先方から「ゴトーさんからの返信がないと仕事が止まるので、今すぐ返信ください!」と。

えー・・・(ノД`)…
ちょっとびっくりした。

久々にみた、自分のことしか考えられない人。
優しくない。

ちょっと、今後、一緒にお仕事していくのは厳しいかなと。

そもそも、人を介したり、リアルタイムのやりとりが出来ない環境で、「早さ」を求めることは論外。

【あなたが、都合のいいときが、私の都合のいいときではないですよ。】

「何をやるか」ではなく、「誰とやるか」。

私は普段から、「好きな人」としか、仕事をしないです。

特に、こういう、ほぼボランティアの案件ならなおさら。

気の合う人、相手を思いやれる人、時間感覚や金銭感覚が合う人。

そして何よりも、【無報酬でもいから、手伝いたいと思える人】

そういう人とじゃないとは、お仕事できない。

だから、今回はお断りして、自分で進めることにしました。

早めにお断りしてよかったなーと思っています。

先方にお伝えしたら、すごく攻撃的な文面が返ってきました。

「こちらは多大な損害を被った。今回は訴えませんけどね。」的な内容。

うわー、そういう感覚なのか、と。

私、アドバイザーの仕事は、2時間×3回で5万円一からのプロデュース業では、最低料金10万+マージン3割いただいています。

今回は、LINEスタンプという収益性の低い媒体であること、以前お世話になったことから、無償でOKしたんですよ。

私は別に、相手を妬むわけでもないし、攻撃したいわけでもないです。

ただ、この方は、「損得」で仕事していることが、とてもよく理解できました。

最近、ネクシィーズの近藤さんが、
「人と関わるときには、3つの基準がある。『損か得か』、『善か悪か』、そして、『好きか嫌いか』。私は、『好きか嫌いか』を基準に仕事をしている。そういう人間でないと、成功できない。」
と、おっしゃっていました。

その場にいた、幻冬舎の見城さんも、堀江さんも「オレもそれが基準だ」と、同調。
もちろん、キンコン西野さんも言わずもがな。

私も、このスタンスで生きてます。変える気はありません。

お金にならなくても、おもしろそうなことはやるし、お金になっても、興味ないことは断るし誰でもできることはやらないし、自分にしかできないことをしていきます。

“ 好きな人と ”

ということで、この案件は、私が独自に進めることになりました。

私が先方に「提案させてもらった16個のスタンプは、こちらで進めることにしますので、作らないでいただけますか。」と言ったら、「その保証はできません」だってさ(笑)

だから、「西野界隈では、信用を失うと何もできなくなると思いますが、それでもよろしければ、どうぞ発売してください。」と、お伝えしておきました。

ラインスタンプは、クリエイターが見つからなければ、やらないし、是非私と組みたい!って人がいたら、一緒にやろうと思います。
よかったら、お気軽にご連絡くださーい♪

※追記:4月中旬、無事にクリエイター見つかりました!!別のスタンプや、別の製作物をつくるかもしれませんが、お楽しみに!

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