さてと、植樹と散歩とピザというイベント&遊びの時間【福住地区長滝で植樹イベントとピザ!】が終わり、午後から本気の農業!
農家の小西さんのハウスで、作業開始!
「ようこの酒」プロジェクトー1-<もみまき>
さてと、今日は苗床の準備で【もみまき】という作業をするよ!
これは、もみを土に蒔いて発芽させる作業!
もみは、一週間前から2、3日浸水させ、水からあげて、数日乾かして作業に入ります。(もみがひっついて、まけないから)
これが、発芽したもみー!
いい感じに芽が出てる!(ヒノヒカリ)
苗箱は320箱。。。320!!!
こういう、手動式の播種機(はしゅき)で、まいていきます。
いつもは奥さんと二人で、一日で終わらせるらしい。途方もない(’A`|||)
まず播種機で、もみをまいて、
次に、上から土を振りかけます。
ちなみに、籾同士は、近すぎても離れすぎていても発芽率が低下するって、自然農塾で習ったなぁ。
確か、何かの成分が出ていて、植物同士で「あんた発芽する?」「いや、お前と近いから、お前のために発芽やめとくわー」的な会話がされるんだって。
何て成分だったっけ。検索しても出てこないΣ(´д`;)
植物って不思議だ。
この作業、ただただ楽しい。
遊園地のアトラクション的作業。
そして、この作業を100回繰り返す!あっという間に終わる!
トータル3時間くらいの作業。
【ようこの酒プロジェクト】分のヒノヒカリ含めて、100苗箱が完了したので休憩!
(明日、他の人が手伝いに来てくれるそう。)
休憩
農作業でもお酒造りでも、一番好きなのはこのお茶の時間かもしれん。
特に、おかきが身にしみるw
朝早くから、植樹イベントを仕切っていらっしゃったので、お疲れの小西さん。
白猫のがんちゃんが、かわいー(^^)
ところで。
この日、一番しんどかったのは、
8キロくらいの砂袋25袋を軽トラに積んで、移動して下ろし、軽トラからハウスまで運ぶのを繰り返す
という作業でした。
だからもう、その後の<もみまき>なんて、砂袋運びに対するご褒美作業!
同じこと100回繰り返しても、ただただ楽しい!
全然ワイルドではない、農作業
みんなさぁ。
農業というと、メイン(花型?)作業の、田植えや稲刈りしか想像できないかもしれないけれど、こういう地味な作業が99%で、残り1%がエンターテインメント性のある作業なんだよ。
例えば毎日、整地や肥料入れ、電気柵の点検、水の管理や草刈り、土を運んだり、機械管理や修理。
そして、計算力と予測力が必要。
作付面積やもみなどの計算、短期的・長期的に気候を読むこと、その上での栽培計画。
農業って、「ワイルドだろう~」なイメージあるかもしれないけれど。
とても繊細で、計算が必要な労働であることを知って欲しい。
どこの農家さんも小西さんとこみたいに、苗床がきっちりぎっしり詰まれている。
ワイルドに乱れて置いてある農家なんて、ない。
作業が膨大だから、きっちりやった方が効率があがるんだよね。
稲どうしの距離にも、細かい計算がある
もみまきと同じで田植えでも、間隔が狭すぎても広すぎても、上手く生育しない。
お互いが邪魔をせず成長でき、かつ、台風の時には倒れない距離感。
その距離を計算して、植える幅を決めている。
品種や場所、時期でその幅はちょっとずつ違う。
きっちり並んだあの田んぼの稲には、農家さんの長年の経験則が、詰め込まれているんです。
みんなが毎日おいしくご飯が食べられるのは、毎日全力で作業してくださっている農家さんがいるからですよー!!と、お伝えしたい。
それを想像しながら、今後は、一粒一粒、おいしくお召し上がりください。