以前、やめようかと思っていた時に、続けるきっかけをくださった#はあちゅうサロンのよめはなさん。
経緯はこの記事→~自分には「与えられるモノがない」~とお悩みのあなたへ
このよめはなさんが、Twitterでこんなことをつぶやかれていた。
泊めてください、居候させてください系の提案する人の99%に足りないのが、泊める側へのメリットの提案。
「何でも言うこと聞くんで!」とか、初対面の人に何でもお願いできるわけがない。そこは自分から「これやります」と提案してよ。
なんであなたへのお願いまでこっちがギブしないといけないの? https://t.co/0eQdWhizwF
— よめはな@ツイ廃芸人 (@training23ol) May 30, 2018
めーーーーっちゃわかります!というか、そういう提案する人ってギブの精神がなさすぎなんですよね。
あなたを泊めてこっちになんのメリットがあるの?というものばかりで、その提案がゼロ\(^ω^)/ 何かしらあるんだろうけどそれが明確じゃないことが多すぎます\(^ω^)/
— よめはな@ツイ廃芸人 (@training23ol) May 30, 2018
元々は、別の方のこんな意見に、よめはなさんがコメントされたものでした。
友達にお願いするならまだしも、不特定多数に向けて「誰か泊めてくれませんか?」っていう呼び掛け、普通にあるんだね…
驚き、というかカルチャーショック?ジェネレーションギャップ?違う世界だ…— Sumire Yano(スー) (@suexxsf) May 30, 2018
人を泊めるって、めちゃくちゃ勇気いる。友達か彼氏じゃないと泊められない。
部屋の片付けから始まり、来てもらうなら「朝食ぐらい準備しよう」「お風呂沸かそう」「お布団干さなきゃ」みたいな、ほんとにいろんな気遣いが頭の中を駆け巡る。そこまで加味した上で言うてるんかな…?と少し疑問。— Sumire Yano(スー) (@suexxsf) May 30, 2018
これね、おそらく、#はあちゅうサロン内で、「東京に行くので、誰か泊めてください!」という人がいたから、それにご意見されている内容だと思う。
ま、普通にSNSでも、不特定多数に向けた「見ず知らずの自分を、だれか泊めて!案件」ってのは、よく見るよね。
わたし自身は、他人のパーソナルスペースに入ることも、入れることも、極力苦手なので、こういう内容はスルー。
よめはなさんたちがおっしゃっていることは、めっちゃわかる!!けれど、この件については、あんまり否定的な感情は、もたなかった。
この世の中には、「他人の家に、気をつかわずに泊まれる人」と、「他人を家に泊めることに、抵抗がない人。むしろ喜んで泊めたい人」ってのは、一定数いる。
こういうお願いは、「自分に向けたものではない」と思うので、需要と供給が合致した人たちが、勝手にやり取りをすればいい。
たださ、これは、「不特定多数」に向けたものだからこそ、「なんでもします」という条件が、誰かにヒットする場合があるから、逆にOKな例だと思う。
私が困ると思うのは、【『特定の個人』に向けた、「メリットのない」もしくは「不特定」な、提案や要求】だ。
それで私も、のっかりツイート。
同じような例で、自分が困ることの例をあげてみた。
【同様の事案例】
✅「やれることあれば手伝いたいです」
✅「相談させてください(こっちにメリットはない内容)」
✅「○日まで関西いるんで会いたいです!(日時指定がない)」→「得意分野は○です!」
→「ご飯奢るんで相談させて!」
→「○日○時に空いてませんか?」
って、そちらから提示して? https://t.co/di4HzAKCO4— ゴトーヨーコ@レターポットきっかけ人 (@ocean5010) May 30, 2018
関係の浅い人から言われて困る、この3つの案件について、詳しく説明してみます。
①「やれることあれば、手伝いたいです。」
いろんな活動をしていると、何百回、何千回といわれるこの言葉。
言ってくださること自体は、とてもうれしいんです。
毎回、感謝しています。
でも、申し訳ない。
「おそらく、あなたには何も頼まないよ? 何ができるかわからない人に、ふれる仕事はないから。」と、思うのです。
手伝いたい!とおっしゃる方には、一応こちらから、「あなたは何が得意ですか?今、〇〇ができる方を探しています。できますか?」と、聞いてみます。
返ってくる答えは、100%「ごめんなさい、できません・・・」
・・・うん。大丈夫。予想通りだから。
ただ、このやりとりで、気がついてほしい。
あなたが、私に「手伝いたいです」と表明したことで、こちらから「あなたができることをリサーチし、仕事を提案する」というわたしの業務を、一つ、いや三つほど増やした事実を。
「なにか手伝いたい人」という人に、「お願いする仕事はない!」です。
何か、手伝いたいのなら、そちらからできることを提案してください。
安易に、仕事を求めないでくれ。
仕事を振る側の、負担になる。
②「相談させてください。(こちらにメリットはない内容)」
実はね、このことは別で詳しく書こうと思うんだけど・・・
レターポットのことがあった、昨年8月から今までの間に、たくさんの方から「自分の事業案や悩みについて、ご相談させてください」という連絡が入ります。
総数は、軽く100人超え。
ピークは過ぎたものの、今でも週1ペースで、面識がない方から、連絡がある感じ。
初めは、その相談を、一対一で受けていたの。うれしかったからさ。
もちろん無料で。
でさ、その面識のない方々は、私がやっている【スナックキャンディ奈良】に来たいというので、いらっしゃいます。
手土産も持たずに。
私は、小1時間かけて身なりを整え、カフェに行き、1時間かけて掃除や飲み物を準備。
話を3時間半聞き、30分かけてお片付け、という具合に、相手に6時間を提供。
普通に、一日がつぶれる。
お茶3杯と茶菓子は、こちらで用意。
で、うちは、飲食店許可をとっているカフェですが、
一円も払わずに、帰っていかれるのです・・・
という件が、3回続いたとき、もう、仲良くない人からの相談にのるのは、やめようと思った。
多分、みんな、知り合いん家に来ている感覚、なんだろうな。
わたし、カウンセリングのお仕事を、本業として【初回一時間5000円】いただいています。
そして、次回からは、1時間半で7000円。
毎回内容は、専門である「男女問題・ダイエット・健康・美容」なので、答えに迷わないし、自信をもってアドバイスできます。
でも、いらっしゃる方からは、専門外のことを相談されるので、答えるのに時間がかかる。
相談者のバックボーンから細かく聞いて、内容を解読しつつ、分析。
すごい労力と時間をかけて出した答えも、「うーん?これでいいのかな?」と自信が持てずにモヤモヤ。
中途半端な感じになっちゃうんです。
幸いなことに、相手はすっきりして帰っていかれるんですが、私には、毎回、【6時間分の疲労と、解決できたのかどうか、わからないモヤモヤ】が残りました。
そして、「これは、もう続けられない」と、決断。
無償で、自分の時間を提供できるのは、「しっかりと稼ぎのある、時間に余裕のあって、キャパシティのある人」だけ。
私は、現在「なんの事業も成功させていない、お金を稼げていない側の、一般人」です。
人の相談に乗っている場合じゃない。と、我に返った・・・
もちろん「一緒に仕事しましょう!」とか、「コラボ依頼」のお話は、喜んでお受けします。
今は、一対一でのご相談は受けていませんが、「〇日にイベントするので、遊びにきてくださーい!」というふうに、ご案内しています。
わたしだけではなく、いろんな人から意見をもらう方が、相談者にメリットがあると思うし、他の参加者の悩みを聞くことも、メリットだと思うから。
だから、どうしても私と、個人的にお話しがしたいという人は、「高級焼肉おごるんで、相談させてください!」という感じで誘っていただくか、普通にカウンセリングのお仕事として、依頼してください。
もしくは、レターポットで聞いてみてね。(返信アドレスも書いてね。順次、お返しします!!)
https://letterpot.otogimachi.jp/users/2654
この件に関しては、完全に【自分の力不足】なので、少しずつキャパシティを増やしていくしかないと思っています。
③「○日まで関西いるんで、会いたいです!(日時指定がない)」
これも、よくあるパターン。
「いいですよ!」って返すと、
「いつがいいですか?」と。
さらには、「どこで会いますか?」と。
いや、あなたが誘っているんだから、あなたが提示して?
「時間と場所を決める」ってさ、一つの作業であり、お仕事です。
誘っておいて、相手に仕事させないで?
自分で決めて、提案して?
で、こちらから「〇日はいかがですか?」って提案したらさ。
「ごめんなさい!その日、仕事なんです(>人<)」
・・・いやいや、先に言って!?
あなたが、どんなお仕事をしていて、いつがお休みかとかも、こちらは知らないんです!!
「いつにするー?」「いつでもいいよー」がOKなのは、仲が良いあいだ柄だけです!!
だから、そちら側から、
「〇日〇時か、〇日〇時、空いてませんか?」
「場所は、〇〇カフェでいかがですか?」
と、さくっと、提案してください。
わたし、ムダが嫌いな、「ムダセンテ」活動の、理事長です。
頼むから、ムダ嫌いなゴトーに、ムダなことさせないでください。
よろしく。